第99回関東大学バスケットボールリーグ戦 第12節vs.拓殖大学 戦評

10/8(日) 11:00TU vs.拓殖大学
会場:アダストリアみとアリーナAコート
◯明治大82(10-24,11-17,15-19,46-14)74拓殖大●

明治大スタート

13平松, #17鬼澤, #35越田, #60武藤, #91塚田

明治大ベンチメンバー

2山内, #7伊藤, #10結城, #20千葉, #21田邉,#23森田, #26山際, #34家永, #55井上, #0齊藤

1Q
相手のファーストセット、ハードなDFでターンオーバーを誘発すると、5-0と順調な滑り出しをみせる。相手もペイント内の合わせで得点し、中盤までは一進一退の展開に。しかしイージーショットのミスが立て続けに出ると、相手のトランジションについていくことができず一気に点差が開いてしまう。激しく当たってくる相手に対してタフショットの3Ptを打たされる場面が増え、得点が停滞する。終了間際にもシュートを決められ、最後まで流れを戻すことができず14点のビハインドを負う。

2Q
ボールが下に落ちず攻めあぐね、点数が伸びない時間が続く。その間にも明治のターンオーバーからテンポ良くボールを運ばれ、あっという間に20点差まで広がる。残り5分で相手のターンオーバーからこのクォーター初の得点を決めるが、相手の勢いは止まらずこの試合最大の27点差となる。その後ファストブレイクで点差を詰めるも、序盤のOFの停滞が響き20点差で試合を折り返す。

3Q
前半の重い空気そのままに、後半も相手の勢いに押される。何とかゴール下で得点を重ねるも、相手のラッキーなシュートが続いてしまい更に点差が広がっていく。一時は相手のターンオーバーやリバウンドから得点に繋げ流れを掴みかけるも、相手のドライブを止めることができず、差を縮めることができない。笛が鳴らず、相手に押され続けて思うようにボールを動かせず、点差が一向に縮まらないまま最終Qを迎える。

4Q
粘り強いプレーでフリースローを得ると、徐々に流れが傾き始める。ターンオーバーを連続して誘発し、#91塚田の3Ptと#35越田のレイアップで差を10点台に戻すと、DFのギアを上げて更に差を詰めていく。立て続けにスティールからブレイクに繋げ、1分間で差を10点まで持っていくことに成功する。相手がタイムアウトを要求し流れを切ろうとするが、再開後に#91塚田と#35越田の連続3Ptで流れを完全に引き寄せる。勢いそのままに3連続相手のターンオーバーからのブレイクで遂に逆転。一度は同点に追いつかれたものの、#60武藤のOFリバウンドショットと#13平松のブレイクで再び差を広げる。相手のファールが嵩みフリースローで確実に得点すると、残り1分、#21田邉のバスケットカウントで勝負あり。相手も最後まで果敢にシュートを打ち続けるが、ここでタイムアップ。最大点差27点をひっくり返す大逆転劇をみせた。